じゅんファミリークリニック|富士見市 ふじみ野駅|生活習慣病/禁煙外来

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富士見市のじゅんファミリークリニックでは、高血圧症の診療を行っています。ふじみ野駅徒歩3分の便利な立地で、駐車場も完備。便利なネット予約も受け付けています。ぜひお気軽にご相談ください。

高血圧とは

血液は、心臓が縮んだり広がったりすることで全身に送られます。送られた血液が血管の壁を押す力を、「血圧」といいます。心臓が縮んだときの血圧を「収縮期血圧」、心臓が広がったときの血圧を「拡張期血圧」といい、一般的に「上の血圧」といわれるのが収縮期血圧になります。
血圧は、心臓が血液を押し出す力と、血管のしなやかさや血管の収縮状態によって変動します。心臓を蛇口、血管をホースに例えてみたとします。蛇口に太く柔らかいホースを差して水を流すとすんなり通りますが、細くて硬いホースだと水の通りは悪くなり、ホース内や蛇口に高い圧力がかかることになります。この状態が「高血圧」になります。数値で見ると、血圧が140/90mmHg以上だと高血圧と診断されます。
高血圧が続くと、ホースなら根本がはずれて圧力を逃がすことができますが、人間の場合はそうはいきません。心臓はもちろん、さまざまな臓器が障害され、全身的に状態が悪くなっていきます。初期には自覚症状がないため、危機感を覚えにくいですが、確実に全身を蝕む病気です。
高血圧は、生活習慣の改善や薬物療法などの治療を継続的に行うこと、血圧のコントロールが可能です。そのために、定期的に内科を受診することや検査を必ず受けることが大切になります。

高血圧症を放っておくと

年齢を重ねていくと、動脈が硬くなりやすく、動脈硬化が進行していきます。
この動脈硬化と高血圧は、お互いが原因であり結果です。

上記のように、悪循環が続きます。
この悪循環を放置すると、全身への負担が増し続けるため、非常に危険です。その先に待っているのは命に関わる合併症の発症です。
高血圧が原因でおきる、危険な合併症を3つご紹介します。

心筋梗塞

冠動脈(心臓に栄養や酸素を運ぶ血管)が詰まり、心筋が壊死する病気です。発症から1時間以内に半数以上の方が命を落とす、致死率の高い病気になります。
高血圧によって心臓に負担がかかり続けると、全身に血液を送り出している心臓の左心室(心臓は4つの部屋があり、左下に位置する部分)の壁が厚くなっていきます。これに伴い、冠動脈や毛細血管が狭まったり、肥大した部分に血液が行きにくくなるといった異常が出てきます。この状態で運動や疲労などによって負荷が増したり、血栓(血の塊)が詰まったりすると、心筋梗塞の発症に繋がります。

脳卒中

脳の血管が破れて出血したり、血管が詰まって血液が流れにくくなることで、脳の組織が壊死する病気です。2018年の日本人の死因第4位*が、この脳卒中(脳血管障害)になっており、命に関わる病気です。
高血圧によって、脳の動脈硬化が進行したり、心臓の働きの低下によってできた血栓が脳に飛んだりすることで、脳卒中の発症に繋がります。
命が助かった場合も、壊死の範囲や部位によって、さまざまな後遺症が出ることが多いです。意識障害や認知障害、嚥下障害、運動障害、感覚障害、自律神経障害などの後遺症によって、脳卒中を発症する前のような生活を送ることは難しくなります。 *厚生労働省 平成 30 年(2018)人口動態統計月報年計(概数の概況 )より参照

腎臓病

腎臓は、体内の老廃物を尿として排出し、きれいな血液を心臓に戻す役割を持つ臓器です。また、水分や電解質を調節し、血圧のコントロールもしています。
高血圧は、腎臓にも大きな負担をかけ続けるため、腎機能の低下を招き、老廃物の蓄積や電解質の異常などが見られるようになります。
さらに悪化すると、腎不全に進行します。腎不全の場合、定期的な人工透析(機械を通して血液をきれいにする方法)によって命を繋ぐことになります。

高血圧の治療

アメリカでは、高血圧を「サイレント・キラー(静かなる殺人者)」と呼び、突然死の重要な因子と位置づけています。突然死や、前述の合併症を発症する前に医療機関にかかり、生活習慣の改善と継続的な治療を行うことで、血圧をコントロールすることが大切です。
じゅんファミリークリニックでも高血圧についてしっかり診察いたしますので、健康診断で高血圧を指摘された方や、血圧が高いけどなかなか治療に踏み出せていない方は、ぜひお気軽にご相談ください。生活習慣を改善しても血圧が目標値まで下がらない場合や、高血圧が重度の場合には、降圧薬による薬物療法が行われます。降圧薬には、血管を広げて血圧を下げるタイプや、血管を収縮する物質をブロックするタイプ、食塩と水分の排出を促すタイプなど様々な種類があり、患者さんによって有効な薬は違います。状態によっては、何種類かを併用する場合もあります。
また、降圧薬の種類や患者さんの状態によって、服用回数が1日1~3回と違いますので、必ず用法用量を守り、飲み忘れには気を付けましょう。

生活習慣の改善について

高血圧の改善には、生活習慣の改善が必須です。その方法を5つご紹介します。

食事内容の見直し

なにより減塩が重要です。高血圧の方の塩分摂取量は1日6g未満が目標になります。調味料は低塩のものを選び、外食やインスタント食品は避けましょう。
野菜や果物、魚を中心とした食事が望ましいです。食べすぎは控え、腹八分目を心がけると良いですね。

アルコールを控える

アルコールを継続して一定量以上飲むことは、高血圧の原因になります。1日の飲酒量を、日本酒なら1合以下、ビールなら中瓶1本以下に控えることが望ましいです。ただ、ついつい飲みすぎる場合もありますので、禁酒することが勧められます。

運動習慣をつける

高血圧の予防や治療には、ウォーキングやジョギング、水泳のような有酸素運動が推奨されます。時間は毎日30分以上、または週180分以上が目安になります。いきなり激しい運動をすると、体を痛めたり事故の原因にもなりますので、無理のない範囲から始め、少しずつ時間や運動内容を見直していきましょう。
体重を3~4kg落とすことができれば、血圧の低下が期待できると言われています。肥満の方は、比較的体重が落ちやすいので、ぜひチャレンジしてみましょう。
目標体重を目指して毎日体重を記録すると、モチベーションを維持しやすいです。

禁煙する

喫煙は高血圧の危険因子です。患者さん自身の喫煙はもちろん、ご家族の喫煙による受動喫煙も避けることが必要になります。この機会に家族で禁煙を勧めることが望ましいです。
自力での禁煙が難しい場合は、禁煙外来などを受診してみましょう。

毎日の血圧測定と記録

病院への受診時だけではなく、ご家庭でも血圧測定が必要になります。朝と夕の1日2回、座った状態で血圧を測定します。動いた直後で測定すると正確な値が測れないので、座って1~2分安静にした後に測りましょう。
測った値は記録用紙に記録し、次回の受診時に持参しましょう。薬の効果を確認したり、経過を見るのに必要になります。もし、気になる症状があれば記録用紙に記入し、医師にご相談ください。