じゅんファミリークリニック|富士見市 ふじみ野駅|生活習慣病/禁煙外来

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富士見市のじゅんファミリークリニックでは、糖尿病の診療を行っています。ふじみ野駅徒歩3分の便利な立地で、駐車場も完備。便利なネット予約も受け付けています。ぜひお気軽にご相談ください。

糖尿病とは

糖尿病は、インスリンというホルモンが十分働かず、血液中の糖分(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは、膵臓から分泌されるホルモンで、血液中の糖分をからだに取り込み、体にエネルギーを供給する働きがあります。食後に上昇した血糖値が、時間の経過とともに下降していくのはこのインスリンの働きが関係しています。
インスリンが十分働かなくなる原因としては、病気によってインスリンの分泌が低下するもの(1型糖尿病)と、生活習慣によってインスリンが効かなくなったり、分泌が低下するもの(2型糖尿病)があります。
糖尿病になると、血糖値が高い状態が持続しますが、初期には自覚症状がほとんどありません。そのため、糖尿病と気付かない場合や、糖尿病と診断されても治療を途中でやめてしまうケースが少なくありません。
血糖値が高い状態が続くと、全身の様々な血管へのダメージが増していき、命に関わる合併症を招く恐れがあります。2018年の厚生労働省の調査で、約1.4万人の方が糖尿病によって命を失っていることがわかっています。*
糖尿病の悪化を防ぐには、定期的な検査や血糖コントロールが必要になります。自覚症状がなくても、定期的に病院にかかり、適切な治療を続けることが大切です。 *厚生労働省 平成 30 年(2018)人口動態統計月報年計(概数の概況 )より参照

糖尿病を放っておくと

糖尿病は、時間をかけて血管をぼろぼろにしてしまう疾患です。症状が出るまでに数年かかるため、発見が遅れることが多く、命に関わる状態にまで悪化している場合があります。
糖尿病の合併症を詳しく見てみましょう。

神経障害

感覚神経や自律神経、運動神経など、さまざまな神経の働きが鈍くなります。そのため、痛みを感じにくくなり、重症化するまで気付かないケースも出てきます。心筋梗塞で、胸の痛みがなく発見が遅れたり、足先の傷口に気付かず化膿し、足を切断するというケースも実際に起こっています。

網膜症

目の奥にある網膜という部分の血管が障害された状態です。網膜の出血や網膜剥離(網膜が剥がれた状態)を起こし、視力の低下や失明にいたることもあります。糖尿病網膜症は、日本での失明原因第3位*になっています。 糖尿病の治療を行う際には定期的に眼科を受診し、検査を受けることも大切です。*国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター「網膜症」より参照

腎症

腎臓内の血管がダメージを受けることで、腎臓の働きが低下し、腎不全へと進行していきます。腎不全になると、体内の老廃物を外に出せず有害物質が溜まるため、人工透析(機械を通して血液をきれいにする方法)が必要になります。
人工透析を始める原因の第1位が、この糖尿病性腎症です。*
また、腎臓は血圧の調整にも関わっているため、高血圧の症状も見られるようになります。 *日本透析医学会 2017年透析導入患者の動態より参照

脳梗塞

脳の血管が詰まり、脳の組織が壊死する病気です。2018年の日本人の死因第4位*が、この脳梗塞を含む脳血管疾患になっています。 詰まる部分や範囲によって、後遺症の種類や部位、程度が変わってきます。意識障害や認知障害、嚥下障害、運動障害、感覚障害、自律神経障害など、様々な後遺症が見られます。 *厚生労働省 平成 30 年(2018)人口動態統計月報年計(概数の概況 )より参照

糖尿病の治療

糖尿病の治療は、血糖をコントロールし、目標となる血糖値の範囲に保ち続けることで、上記の合併症を起こさないよう予防することが目的になります。その方法として、食事療法、運動療法、薬物療法の3つが治療の柱になります。それぞれ詳しく見ていきましょう

食事療法 食事療法は、それだけで血糖コントロールができる場合もあり、治療として重要な役割を担います。適切なエネルギー量で栄養バランスの整った食事を3食摂ることが基本になります。病状や、身長・体重、1日の活動量などによって適切な食事内容は変わってきますので、栄養指導を受け、自身の状態に合った食事を摂ることが大切です。
運動療法 食事療法とセットで行うことで、効果を発揮するのが運動療法です。
有酸素運動と筋力トレーニングは、インスリンの効果を高めて血糖値を下げる効果があります。有酸素運動としては、ウォーキングやジョギング、水泳など、筋力トレーニングとしては、足や腰周り、背中などの大きな筋肉を鍛える内メニューが効果的です。
薬物療法 食事や運動などの生活習慣の改善だけでは血糖コントロールができない場合、薬物療法が必要になります。薬物療法は、内服(飲み薬)と注射の2種類があり、内服では効果が出ない場合に注射が選択されます。
インスリンを注射する場合、腹部や太もも、おしりなどの皮下に患者さん自身で注射をします。薬液がセットされた専用の注射製剤がありますので、手順通りに行えば簡単に注射できます。自己管理になりますので、打つ回数や薬液の量を間違えないようにしましょう。
また、インスリン注射をしている方は、低血糖になりやすいため、注意が必要です。低血糖は、血糖が下がりすぎた状態で、冷や汗や動悸、手指のふるえ、頭痛、集中力の低下などの症状が見られます。重度になると、異常な行動やけいれんが見られ、意識を失う場合もあるため、早めの対処が必要になります。ブドウ糖や砂糖、飴などを食べるのが有効な対処法ですので、常に持ち歩くようにしましょう。

生活習慣の改善について

食事療法や運動療法を含め、血糖コントロールには生活習慣の改善が必要不可欠になります。気を付けるポイントを見ていきましょう。

食事

おやつやアルコールの摂取はできるだけ控えることが大切です。どちらも体重の増加を招きやすく、糖分や塩分の摂りすぎにも繋がります。糖尿病は高血圧になりやすいため、糖分だけでなく、塩分も控えておきましょう。
また、糖尿病の方は、中性脂肪や悪玉コレステロールが多くなる脂質異常症という病気になりやすいため、肉や卵などの動物性脂肪の摂りすぎにも注意が必要です。

運動

運動療法は、いきなり始めると思わぬ事故やけがに繋がりますので、軽いメニューから始め、少しずつ負荷をあげていきましょう。途中で運動をやめてしまうと、血糖値が下がりやすくなる効果が3日程度で失われるため、毎日継続することが大切です。

喫煙

糖尿病と診断されている方やその疑いがある方は、禁煙しましょう。たばこには、交感神経刺激による血糖の上昇作用や、インスリンの働きを低下させる作用があり、治療の妨げになるだけでなく、合併症のリスクを上昇させます。

健康診断で糖尿病を指摘されたら、自覚症状がなくてもかかりつけのクリニックで相談してみましょう。